自分の守備範囲だけでなく。

こんにちは！

創業支援に力を入れているあさがお税理士事務所代表の伊藤です。

最近、顧問先にて組織再編関係の相談が多く、各方面検討中です。

例えば、支店を子会社として独立させたい場合でも、
事業譲渡や株式分割、株式移転など、方法としては様々なやり方があります。

その中で、顧客様に合うのはどれなのかを見極め、
各パターンでどれが最適になるかを個々に検討していく必要があります。

税金だけでも各税目が横断的になるので大変なのですが、
税金以外の論点についても一通り確認しておくのが私のスタンスです。

債権者や労働者など、各方面への影響も踏まえつつ、
各種法律への影響を確認するため、色々と書籍を読み進めています。

この作業である程度の全体像を掴んだら、
あとは各方面の専門家に個別事情として相談に行くフェーズになります。

この分野をまたいだ作業を完全に丸投げする方もいるようですが、
私は税務以外も全て把握しておきたい派なので一通り勉強します。

理由は、顧問先から一次情報を得るのは自分の可能性が高いからで、
むしろその近い位置から顧問先にサービス提供をしたいと考えているからです。

二次情報、三次情報として自分が見聞きしても、
即座に対応できないだけでなく、時すでに遅しの可能性もあり得ます。

ある程度の周辺知識があれば、
何か事情が変わったとしても即座に対応したり各種専門家に具体的に相談もできますが、
その周辺知識がないと論点としてスルーしてしまうことすらあり得ます。

――自分の守備範囲だけでなく、隣の守備範囲も見ることを通じて、試合全体を俯瞰して動く

スポーツではないですが、これくらいの意識は必要だと考えています。

そのためにも、
なるべく親身に相談できるような配慮と、
知識のアップデートを日々心掛けていきたいと思います。

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本日は、午前中は事務所にて調べもの。

午後は１件、事務所にて顧問先と打合せの予定です。

それでは、今日も良い一日を！